リフレクソロジーに資格は必要？
代替医療・補完医療としても注目されるようになっているリフレクソロジー。私がそうであったように、介護や医療に携わる方の中にはリフレクソロジーに興味をお持ちの方も多いと思います。リフレクソロジーでは足裏にある反射区を刺激し、身体の器官に働きかけていきます。当然、専門の知識が必要になるので資格が必要なのでは？と感じますよね。しかし、実はリフレクソロジーには国家資格は存在しません。すべて民間資格となり、仮に資格を持っていなくても「リフレクソロジスト」を名乗ることは可能です。
ただ、そうはいっても資格がなければ就職や転職は難しいのが実情。しっかりと知識と技術を身につけた証明として資格取得を目指すのがリフレクソロジーの第一歩です。また、中途半端な知識や技術で施術を行っても効果が出ないばかりか、かえって不調を悪化させてしまうことすらあることは忘れてはいけません。
主なリフレクソロジーの資格
リフレクソロジーの資格を取得するためには、スクールや通信講座を受講してから認定試験に合格する必要があります。リフレクソロジーの資格には国家資格のように統一されたものが存在しないため、各スクールや団体が独自に認定を行っています。これはつまり、資格によって信用度が異なるということです。リフレクソロジーならどの資格でも良い、というわけではないため、主にこの3つの資格のどれかを志すことがおすすめです。
日本ヒーリングリラクセーション協会（JHRS）認定
『リフレクソロジープロライセンス実技士』
日本リフレクソロジスト認定機構（JREC）認定
『リフレクソロジーレギュラーライセンス』
日本リフレクソロジー協会（RAJA）認定
『リフレクソロジスト』
難易度や受講期間は？
リフレクソロジーの資格取得難易度は、合格率で見るとそれほど難しくありません。先程挙げた試験の合格率だと、日本ヒーリングリラクセーション協会（JHRS）は80％、日本リフレクソロジスト認定機構（JREC）は94％、日本リフレクソロジスト認定機構（JREC）は100％となっています。最も合格率が低いJHRSでも80％と、カリキュラムをきちんと修了していれば十分に合格を狙えることがわかります。スクールや通信講座でカリキュラムをこなし、資格を取得するまでにはおよそ半年～2年ほどが一般的です。
ちなみに、独学でリフレクソロジーの資格を取得することはあまり現実的ではありません。足裏の反射区などは正しい知識を身につけて施術しなければならないことは最初にお話しした通りです。また、リフレクソロジーの民間資格は認定団体が設けたカリキュラムの修得が受験の条件となっていることがほとんどなので、そもそもスクールに通っていないと受験すらできない可能性があります。
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